【this and that】SASSAFRASのタイガー&ドラゴンが合体したパンツ

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【this and that】SASSAFRASのタイガー&ドラゴンが合体したパンツ

前回、前々回と、初期ササフラスの2大巨頭のお話をさせていただきました。両者とも全く違う視点で特徴的なパンツですね。しかし、その両方をガッチャンコしたらどうなるのか? この考えに至るのは、ごくごく自然な流れでしょう。

今回はそんな発想から生まれた天然物、Fall Leaf Sprayer Pantsの紹介です。

Sprayer Pantsといえば、ササフラスの中でもスリムなシルエットです。ロッカーなスリムパンツというよりは、ちょっとドレス寄り、ないし、ワークウェア寄りです。つまり、スリムなりにテーパード(裾へ向けて細くなっている)なシルエットになっています。

実はFall Leaf Sprayer PantsのウェストはレギュラーシルエットのFall Leaf Pantsより大き目です。そのため、同じサイズを選択した場合、ウェストはゆったり、膝あたりはシュッとしているけれども、ガゼットやY字ポケットがある分、可動域が広くて非常にスポーティーなパンツといえます。さらに、Y字ポケットにより腰回りがフィットすることで、フロントポケットが使いやすくなっています。

 

また、このSprayerに載っているのはウッドランドカモフラージュです。これは1980年代から2000年代まで幅広く使用された米軍のカモフラージュです。わたしの学生時代はカモフラージュといえば、このウッドランドしかイメージがないくらい印象深い柄ですね。

90年代はこの柄のパンツを上手に着こなす粋なオジさんたちがおりました。わたしはストⅡのガイル感(ゲームの)が拭えなくて断念しましたけど・・・まぁ、当時は太めのカーゴパンツばかりでしたら、このパンツがあったら、わたしでも調子のイイ革靴と合わせて穿いてたりしたのでしょう。

 

 わたしは軍物をカジュアルに着こなすことに平和的なイメージを持っています。それは、戦闘服を無力化する行為だと感じていますし、一般人が迷彩柄を着用できるということは、平和であることの象徴でもあるからです。

その逆に、戦時中は絶対に着用してはいけない柄なんですけどね・・・

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