【this and that】"Mollusk"が作る着心地と強度を兼ね備えた本格正統派ニットの話

【this and that】"Mollusk"が作る着心地と強度を兼ね備えた本格正統派ニットの話

 

もう春の足音が聞こえてくる頃ですけど、ニットの話です。最近、ブログでも紹介している2SIDESのスウェットを頻繁に着るようになると、ほかのインナーウェアも恋しくなってくるんですよね。根っこはコンサバティブなわたしは、「スウェット以外だと、ニットが着たい」と思うワケです。

ニットが着たくて数年前からニットをワードローブのすぐ着れる場所に持ってきたりしているのですけど、その中で唯一着ているのが、お気に入りのL.L. Beanのバーズアイのニットです。このニットが良過ぎて、調子に乗って購入した同L.L.のアランセーターはしっくりこない。だから、別の服に着替えちゃいます。ラルフローレンのヘチマ襟は、とっても気に入ってるのだけど、ちょっとあったか過ぎちゃうから、着る機会がないんですよね。

とはいえ、ニットはある程度の温度調節にも優れているし、そろそろ普通にニットを着る年齢になってきたのかなぁ〜なんて思い、ここ数年はわたしに合いそうなニットを季節問わず探しています。まぁ、ファストファッションでもびっくりするような価格のニットがたくさんリリースされているのですけど、今までの経験上、何かしらの理由で着なくなっちゃう可能性が高そうだから、試着などして、もう少し慎重に探してみたいところです。

 

そんな中、いいニットがありますよ。

それはこちらMollusk Californiaのケンブリッジセーターです。こちらはシェットランドセーター風ですけど、肌触りが滑らか、素材を見ると細い繊維であるメリノウールと、ちょっとだけアルパカが入っています。わたしはアルパカの肌触りが大好きで、実際入っているのは数%なんですけど、アルパカ特有のしっとり感が味わえます。また、ナイロンも30%入っているのですけど、速乾性と強度が増している感じでしょうか。

シルエットはサーフブランドらしく袖も身幅もコンシャスで鍛え上げられた体にもフィットするし、そうでない人でも、すっきりとした見た目になる、ニット版長袖Tシャツのような気軽さも感じますね。

しかし、作りは正統派ニットのように、肩の切り返しはサドルショルダーとなっています。また、ネップ糸(ポツポツと繊維の節がある)を選ぶところもカジュアル感が薄くて、渋いですね〜

わたしの周囲の人はMollusk Californiaがとっても有名なんですけど、わたしはこのブランドを知ったばかりの一年生です。でも、ウェブサイトで扱わせてもらうにあたり、色々と調べてみると、そのブレないスタンスが垣間見れます。

どんなブランドも、ちょっとずつ方向性がずれていくものですけど、当初のコンセプトがしっかりしているのでしょう。勉強になります。

 

そんなMollusk Californiaというブランドに巡り会えてよかったです。良い刺激になります。

こちらのラインナップをもっと見たいという方は自由が丘の2DOORSにぜひとも足を運んでくださいね。ではでは・・・

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