【this and that】ブレザー感覚で着たい"SASSAFRAS"タイガーカモ柄のガーデニングな正装服
3月に入れば、いよいよ春到来といったところでしょうか?もう少しすると、1枚仕立てのジャケット類が着たくなりますね。
そんなわたしのお気に入り、でもあまり着る機会が少ない薄手ジャケットの素敵な亜種を今日は紹介します。
こちらはSASSAFRASのG.D.U. Leaf Jacketです。G.D.U.とはおそらく、軍モノのB.D.U.=バトル・ドレス・ユニフォームにちなんで、G.D.U.=ガーデニング・ドレス・ユニフォームないしガーデン〜だと推測されます。
言ってみれば、ガーデニング用の正装服ってところでしょうか。
襟元は上までボタンを留めて着てもいいし、上のボタンを開けておけば、ラペルのように綺麗に折れ目がつくので、軽めのジャケットのように着用が可能です。
たぶん、ジャケットの様に着るのが正しいのだと思います。
こちらの素材はタイガーカモフラージュ柄です。以前にもこちらのブログで述べていますけど、フランス軍のリザードカモフラージュ柄が元となっています。その元となった柄、フランスのやつはカラーも独特で本当に戦場で使われてたの?って色目です。筆で殴り書きしたようなタッチもモダンアートな感じすらあります。それを当時の南ベトナム軍がトレースしたというのだから、実際はとても優秀な柄だったのかもしれませんね?ちょっと気になります。
ちなみに、こうして出来上がったタイガーカモフラージュ柄は特殊部隊が使用していたのですから、やはり優秀なポテンシャルあるパターンなのでしょう。
こうした、ちょっとクセのある柄を使ったジャケットは、どうしても前衛的な雰囲気というか、パンチが出てしまい、モードな不自然さが滲み出てしまうものですが、ササフラスは絶妙なバランス感覚で、そこを払拭しています。
ガーデニングブランドのお家芸で多くのスクエアポケットを腰回りに配置して、落ち着いた雰囲気に仕上げています。
これ、なかなかさっぱりと見せるの難しいですよ。すごいバランスだと思います。
ハンティングジャケット(スポーツジャケット)のような雰囲気でアメカジ感を保ったまま、軍モノの雰囲気にも寄り過ぎずに、踏ん張っています。
その結果、このジャケットはブレザーみたいに着たくなっちゃいます。
贔屓目抜きで、本当にお勧めできる一着だと感じました。さすがです!!