【this and that】本当に定番にしたいシャツってどんな物なのだろう・・・って話

【this and that】本当に定番にしたいシャツってどんなの?・・・って話

 

4月に入って、ようやく(わたしの)シャツの季節がやってきました。と言うのも、ここ数年、インナーとしてシャツを着ていると、疲れたオジさんみたいに見えるような気がして・・・おそらく加齢なんでしょうね、その現実に抗うかのごとく、シャツを着る機会がめっきり減りました。

暖かくなってカバーオールのようにシャツを着るのは、わたし的に違和感がありません。だから、これからがシャツの季節なワケです。

 

ただ、シャツはホント好きなので、できれば年中着たいなぁって思っているんです。だから、数年前まで、わたしはオックスフォードのB.D.シャツばかり着ていました。まぁ、さわやかだけど、アメリカンな雰囲気がありますからね。でも、そろそろ違ったジャンルのシャツも着てみたいなぁ〜って、今はそんな気分です。

すると、これこれ!っていうシャツにめぐり逢えました。それがSTAD DESIGNのレギュラーカラーシャツです。

 

 最近、特に感じるんですけど、いま、わたしが服を欲しいと思うのは、昔に着た経験もしくは欲しいと思った洋服がばかりです。

このスタッドデザインのシャツもその例に漏れず、わたしの(かつての)白シャツブーム・・・と言っても、中学生の・・・洋服の知識とか背景云々なども、何も追わないときの、ただただ熱いイメージが源泉となって欲しくなっています。

学生服の下に着る白シャツを、学校指定以外を着るステイタス性・・・みたいな過去のイメージですね。

そんな白シャツを、近所のファッションビルとか洋服屋などで買うんですよね。当時はDCブームで、スーツにブロード地のシャツ(白が多かったです)なんて流れがありましたから、巷にブロード素材のシャツが沢山売ってました。

 だから、わたしもレギュラーカラーで前立てが無いタイプを買いました。まさに、今回紹介しているSTAD DESIGNのシャツのかたちです。

余談ですけど、地元の先輩からも白シャツを譲り受けるのですけど、それがドルマンスリーブ(モモンガみたいなヤツ)なんですよね。これは、袖が広すぎて、インナーとしては使い難かったし、アバンギャルド過ぎました。そんな独自のデザインなシャツが爆増した時代・・・まさにシャツのカンブリア紀ですね。

 

(話は戻って)そのSTAD DESIGNのシャツはシンプルなレギュラーカラーのシャツで、前立てもありません(厳密には "裏前立て" って仕様ですね)。シルエットも至ってシンプル、細過ぎず、大き過ぎず、ただ若干ゆったり感があるのは、このシャツのイメージ通りです。素材はブロードとオックスフォードと2種類あるのですけど、どちらも打ち込みの良い、キュッとした生地となっています。それが、ピッチの細かいステッチで縫製されているのですから、品もありながら、しっかりした、ガシガシ着たくなる作りになっています。それを助長するかのように、事前に洗いと乾燥がなされているため、シャツなのにカットソーのような気軽さを感じます。

 

され、そんなSTAD DESIGNのシャツですけど、この並びのシャツ・・・ありそうで無いんですよね。この記事を書く上で、ちょっと調べましたが、無いんです。

そう、レギュラーカラーで前立てが無い(裏前立て仕様)かたち、そして、ある程度ゆったりしたシルエットで、カジュアルでガンガン使える白シャツが!!

わたしのイメージですとDCライクになってしまいますが、それで良いんです。だから、スティーブ・ジョブスのイッセイミヤケのタートルネックじゃないですけど、昔から作り続けていて欲しい・・・って思いますが、ありません。

これはある種の完成系だと思っています。でもひとつ問題があって、それは、わたしサイズが無いってことです。まぁ、わたし自信がデカすぎますからね。

ただ、こうしたサイレントな定番モノが根付く社会になったら、良いなぁって心から願っています。これは本当に定番にしたいシャツです。

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