【this and that】これを使って読書の山を登ろう!リボーンを目論んでいるナイスな本の栞(しおり)
ちょっと前にブックカバーを紹介しましたが、今回は同ブランドの本用の読破グッズ、ブックピトンを紹介します。
ピトンとはロッククライミングやアイスクライミングで壁に打ち込んで、穴にロープを通して滑落などをしないように安全を確保する道具ですね。
その機能にならって、読書が途中で終わらぬよう、「くさび(まぁピトンですね)を打ち込みながら、読破を目指しましょう」との想いで作りました。
当時、このピトン(しおり)をロッククライミングで使用した感じが出したくって、1本1本ヤスリをかけて、バリ取り(角を丸くする)と表面をヘアライン加工だったりをしていました。それがまぁ、とんでもなく(その作業に)時間がかかるんですよね。手は傷だらけだし、同じ姿勢でヤスリ掛けをしているものですから、腱鞘炎みたいにもなって、指もつるし、散々でした。
ただ、それだけ愛情をかけた可愛いピトン(しおり)達に仕上がって、各地に旅立ってくれたワケです。嬉しいことです!
あれから15年ほど経過し、もう1回、しおりを作ろうと思っています。
でも、年もとってしまい、機動力も(そして根性も)落ちていますから、あまり数量は作れないかもしれませんね。それと、前回は経営観念が欠けていたこともあって、ほぼほぼコストで売ってしまってました。今回は(ちょっとだけ)これを生業とするべく、さらに、資材や生産コストの高騰も併せた価格設定になってしまいそうです。そんなワケで、くれぐれも前の価格を調べないで下さいヨ。
ではでは、いろいろな岩山をブックピトンとともに登ってみてください!
例えば、トルストイやドストエフスキーなどのロシア文学はいかがですか? 特別、登り甲斐がありそうですね。