備忘録【18】:いつかは休日にスーツを着て闊歩したいと企てている話
先日、WWD JAPANのウェブサイトを見ていたら「背広散歩」なんて記事が載っていまして、アパレル業界のドレス部門の方々がスーツを着て街を闊歩するのだそうですけど、素敵な活動だなぁと思っています。
わたしも休日はスーツで過ごしてみたいなぁなんて思っているんです。普段はスーパーカジュアルのわたしですけど、あるとき、スーツ着ていたら「どうしたの?」ってビックリされそうです。でも、これって、普段スーツを着ている人がカジュアルになるの・・・逆、どうでしょう?面白そうじゃないですか?
わたしの所属している散歩チーム「WALKOHOL」のメンバーとも、その目標はスーツで散歩するなんです。メンバー全員、カジュアルなメンツですけど、みんなでスーツ着てたら、面白いなぁと思っています。おそらく、コスプレの楽しさに近い感情なのでしょうけど・・・
以前のわたしもセレクトショップのスーツコーナーでの販売経験もあって、その神聖な感じといいますか、ジャケットに袖を通した時のビシッと背筋の伸びる気持ちよさを感じています。いい時計とか、靴とか、ベルトとか、ネクタイも柄合わせしちゃったりして・・・それがハマると気持ちいいんですよね。うろ覚えな・・・あの頃のイメージなんですけどね。
昔はクールビズもなければ、休日のお父さんだってジャケットが普通でした。夜の遊び場もドレスコードがあって、スニーカーやジーパンだと施設に入れてもらえないわけです。そんな中、VIPはカジュアルでも入場できちゃったりするから、それが逆に輝いて見えるわけです。こうしてTPOをわきまえるべき場面で、カジュアルでいるカウンターファッションが少しずつ浸透していきました。いまでは、よほどの場所以外で、ドレスコードを言う方が「敏感すぎるよね」って風潮ですからね。
時代も変化しています。
ただ、カジュアルの国アメリカでも、週末のファミレスだったり、モールにあるレストランのディナーとかは、ドレスアップして食べに来ている人多いですよね。
こした自分なりのTPOに合わせてファッションを楽しむことこそ、わたしの目指すべくあり方だと、感じているのです。もちろん、アイデンティティーも必要ですけど、まぁこれもバランスだと思います。
というっことで、「背広散歩」のこれからが気になっています。
今回はそんな話でした・・・