備忘録【26】:「課題の分離」と「貢献感」で今を生きよう・・・って話
最近知ったことですが、どうやら、わたしはHSPという性質なのかもしれません。HSPとは「ハイリー・センシティブ・パーソン」の略で、別名「繊細さん」とも呼ばれます。体が大きいから、まったくそうは見えないんですけどね、人の瞳の中だったり、ちょっとした行動で何かを察してしまうと、ドギマギと、色々と思いを張り巡らしてしまう・・・そんな性質です。昔は違ったのだろうけど、ある時から、余計なアンテナが立ってしまうといいますか、他人の機微に過剰反応してしまうんですね。
HSPと気付くまでは、小さなことにダメージを受けていて、そんな時は本を読んでいたのですね。心に関する本です。
最初は何を読んでいいのか?知りませんから、コンビニやキオスクにあるその手の文庫本(自己啓発本だったり心理学だったり)を買って読むんですね。その都度、気持ちが落ち着くのだけれど、似た内容が多いので、次第に効力が落ちてきました。まぁ、飽きてきたのでしょう。それでも、お陰様で浮き沈みを繰り返しながらここまで来れました。
何十年も同じことを繰り返していると、もっと科学的・理論的に "心" について学びたいと感じました。普通の自己啓発や心理学の本では、効力が弱いんですね。しかし、大学で専攻しないと学ぶのは無理みたいな・・・心理学はわたしにとって敷居が高いと感じていたんですね。
そんなタイミングで、心理学をわかりやすく説明してくれるYouTubeなどの動画も出てきました。動画を見ていたら、自分でも読めるかもって思うようになって、心理学の本を積極的に読むようになりました。まぁ、ここ5年くらいですね。
その結果、ロバート・チャルディーニの「影響力の武器」と、ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」、わたしの求めていた心理学の終着地と感じています(今のところ・・・)。
ただ、アドラー心理学もスルーできない巨塔のひとつですね。
そのアドラーを有名にしたベストセラー本「嫌われる勇気」も読んだんですけどね、その時は気分じゃなかったのか?ほとんど内容を覚えていません。
そんなアドラー心理学を呼び起こしてくれたのが数日前です。頻繁にLINEでやり取りをしている京都の社長さんから、アドラー心理学の解説動画が送られてきました。その内容は、以前に読んだ何冊かのアドラー心理学本と変わらないのですけれど、動画を見ているうちに、点が線になって、そして、一気にあらゆる内容が腑落ちしました(それが嬉しくって3度見しちゃいましたね)。
ではでは、そんなアドラー心理学のわたしのメモはこちらです。
アドラー心理学は・・・
全ての悩みは対人関係の悩みである→
「自分の課題(自分で変えられる)」と「他人の課題(自分では変えられない)」に分けて考える→
「他人の課題」は無関心にならず無条件に信頼し、見守るだけ→
そして、自分は優越性の追求(赤ちゃんの考えと同じ)をする(今の連続を生きる)
ひとは、ひとりでは生きられない・・・だから、共同体感覚(ワンネス)で生きよう
もっと噛み砕くと、「課題の分離」と「貢献感」をこそが幸福の北極星・・・(アドラー談)だそうです。
いかがでしたか?心理学以外にも、ニューエイジ系だったり、拠り所にしてしまうジャンルがあるのですが、それはまたの機会に・・・
まぁ、HSPのおかげで接客業だったり、人と接するのも好きなんだろうなぁ〜とプラスな部分もたくさんありますから、これからもHSPをギフトに感じながら生きていきたいなぁ〜と思っています。
まずはアドラー心理学の体得を目指したい所存であります(かなりの年数がかかるらしいですヨ)。