備忘録【27】:小さな災難が続いたとき、災難と思わないって修行だな・・・って話(この時点で災難と感じているんだけどネ)
今回は完全に備忘録ですね。
昨日は変な1日でした。飲みすぎた次の日以外のわたしは朝の5時半くらいになんとなく目が覚めて、6時には起床しています。そんなルーチンワークが何年も続いていて、ほぼ例外なく、この生活パターンが続いているのですが、その日に限っては、1時間半近くも遅く起きてしまいました。ここ10年でも初めてです。
今朝は、ザーザー降りの雨が降っていて、外も真っ暗だったことも原因かもしれません。
本日は、茨城県つくば市の現在母がお世話になっている施設の報告会に参加することになっており、息子の通学路途中まで送ったあとに、つくば方面へと向かいます。
現在、実家と施設のあるつくばまでは、中目黒駅から北千住駅まで日比谷線に乗って向かいます。日比谷線中目黒駅は始発駅なので、座って本が読めたり、音楽を聴いたりと自分の世界に浸れます。まぁ、ライトな"乗り鉄"としては嬉しい時間です。
しかし、先週くらいからギックリ腰に悩まされています。普段はつくばまでの旅はとても楽しいのですが、今日に限っては痛みを伴っての旅なんですね。そして、ここがわたしが訴えたい部分です。
いままでですと「なんで、この会に行くことになっちゃったのかなぁ?」などと、言いたくなっちゃうワケですけど、少し前から、(わたしとしては)こんな状況でも前向きに解釈すると決めています。
だから・・・無・・・です。まぁ、何か前向きな理由があるのだろう・・・と、特に期待もせずに受け入れるのです。すると、心は平和でいられるのですね。
しかし、座って同じ姿勢を続けていると、その姿勢で固まってしまい、背筋を伸ばすのに痛みが走ります。いよいよ電車を降りる際には、「イテテテテ・・・」と言いながら、体をゆっくりと可動させてから立ち上がって、そして、歩き出します。
乗り換えの北千住駅では、今日は寝坊をしたこともあって、ここで朝食を食べます。座るのはしんどいので、立ち食いそばなどあったら嬉しいです。すると、日比谷線改札の目の前には新しい立ち食い可能な讃岐うどん屋がオープンしていて、雰囲気も良さそう・・・そして、ここで食べることにしました。つまり、こういうコト、あたらしい食べ物屋を発見したってコトですね。
TX(つくばエクスプレス)に乗り換えて、終点のつくば駅まで進みます。この時間のTXは空いていて、だいたい座ることが可能です。つくば駅に到着すると、20分ほどで実家方面に向かうバスが到着します。今日は雨が降っているので、新緑の匂いがホワンと漂って、旅先に来たーー!って感じがします。
その後、バスに揺られて25分ほどで、実家近くの駅に到着です。
今日は本降りの雨で、ここ最近は汗ばむ陽気でしたが、今日は涼しいので過ごしやすいです。
そして、実家に到着。
実家の門扉(もんぴ)から玄関までのアプローチは、先月実家に来たばかりなのに、誰も通れないほど木々が生い茂っていて、体をすくめないと玄関まで辿り着けません。これはギックリ腰には相当な負担です。イテテテテ・・・
体をすくめると、背中に水をいっぱい含んだ木々が当たって、背中はびしょびしょです。そんな状態で玄関まで辿り着きました。
家に荷物を置いてから、一旦、門にあるポストまで中腰で戻り、パンパンになった投函物を回収、チラシも多かったから、地面に落ちてしまうのですが、それを取るのも一苦労・・・そして、傘も斜めになったりして、さらにびしょびしょです。そうそう、関東地方は大雨注意報が発令されていました。
ふたたび家に入り、落ち着いてから、玄関ポーチの生い茂った木々を切ることにしました。最初、家にあるハサミで切ってみますが歯が立たず、地面がズブズブな裏庭まで行って高枝切りバサミをゲットして、再び戻り、ポーチにある枝を切り始めます。今度は、大量になった切り終えた枝を回収し、裏庭まで運ぶ、これも中腰になるので、ギックリ腰泣かせな作業です。しかも大雨・・・・
この状況もプラスに昇華させるべく・・・無・・・考えない・・・なるべく・・・
そして、家を出て、母が入っている施設まで歩きます。まぁ、そこまでの道は新緑の香りが一層強くなっており、自然の中にいるなぁ〜って実感できます。しかし、そとはザーザー降りで、車が通り過ぎる度に、水はねを気にして回避行動を取ったりして進みます。施設に到着すると、右肩はビショビショ、その前に背中もビショビショ、ズボンは化繊で乾きやすい素材であるものの、濡れると色が濃くなる生地で、なんだかずぶ濡れ感がスゴイことになっていました。
その状態で、施設の報告会は始まって、40分ほどで終了。久しぶりに元気な母に会うものの、まぁ、サービス精神豊かな母は、人前なのでわたしをダシにして皆から笑いを取ろうとするものだから、息子のわたしとしては、まぁ複雑な気持ちです・・・
この施設から歩いて10分のところに大きなイオンモールがあって、早くずぶ濡れのままの移動を終えたいと、早々に皆さんに挨拶をして施設を後にしようとした、そのとき、玄関脇のスロープの傾斜が強いところで地面のタイルがツルツルになっていて、柔道で足技をかけられたようにすっ転んでしまいました。あっという間の出来事でしたが、ぎっくり腰もなにもかも、超越し、イテテテ〜〜〜!!って、ワケがわかりません。
指が結構痛かったけれど、骨折はしてなさそうなので、さっさとその場を後にしました。
もう、この気持ち・・・どこにぶつけたらいいのでしょう?
いやいや、これは、考えないようにする修行なのでしょうか?
とにかく、ポジティブに受け止めると決めたのに・・・クジけそう・・・トホホ・・・
大雨は弱らぬまま、モールまで辿り着き、ここからはバスに乗って、そしてTXからの、今度は千代田線、そして渋谷駅まで向かいます。
それは、先日不在の荷物を受け取り忘れて、渋谷郵便局に取りに行く用事があったからで、ギックリ腰からの長旅で、もう歩きたくなかったんだけれど、ついでにもうひと頑張り、郵便局で荷物を受け取って、晩御飯の食材を買い込んで家に帰りました。
しかし、家の玄関まで行くと、スマホで開けられるはずのカギが開きません。そして、今日に限って実際の鍵は家の中に置きっぱなしです。持ち歩かないなんて(普段は使わないのに)年に数回もありません。ようやく家の前まで来て、家に入れないんです。
本当に、今日は、なんて日なんだ!!・・・って言いたい、言いたい・・・弱音を吐きたい・・・トホホ・・・
これも、修行なんでしょうか?
すぐに奥さんに連絡して、職場へ鍵を取りに行きます。まぁ、往復歩いて30分くらい・・・持ち歩いていた食材、受け取った荷物に加え、職場からも荷物を受け取って、家路に向かいます。
そして、ようやく家に到着しました。
こうして、書いてしまっているので、災難と書いてしまっているので、前向きに昇華が出来たか?どうか?は、わかりません・・・
ただ、大事に至らなくて、良かったなぁ〜って思います。こんな日はそうそう無いのでしょうが、わたしの修行の日々はまだまだ続きます。
まぁ、文章に落としてしまえば、大した事ない1日ですね。あくまでも、これはわたしの備忘録です。