おやじ散歩チーム “WALKOHOL” の活動記録(19)中目黒〜青物横丁 編

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おやじ散歩チーム “WALKOHOL” の活動記録(19)中目黒〜青物横丁 編

先日、施設にいた母が4日間実家に一時帰宅していたため、母のいる茨城県つくば市に行ってました。そこで姉と合流し、まぁやることも少ないので、あれこれ雑談をしていたワケですが、ここ最近、わたしがイヌイットの刺繍に興味があるとの話題から、都内に戻って来た翌日、話に出ていた姉宅にある毛糸用ミシン(キッズ用〕の見学に品川方面を目指して歩いています。

出発地点は毎度の中目黒から、ひたすら目黒川沿いを京浜運河手前まで歩くコースです。この時期の目黒川沿いは朝陽が鋭角に差し込むので、目を細めながら歩きます。その一方で、冷え込みの厳しい朝でしたが、陽が全身に当たってホカホカしています。

 

権之助坂を過ぎたあたりから、次第に高層ビルが増えはじめ、ひんやりとする日陰が増えて来ました・・・と同時に、散歩で温まった体でプラマイゼロ(±0)で快適な気候で散歩しているようです。

この辺りまで来ると、たくさんの会社員や学生が早足で行き来しています。本コースの一番のオフィス街である五反田のガード下には唐揚げが美味しい町の地鶏屋さんがあって、その前をとガード下を抜けて大崎エリアです。この辺りの目黒川は中目黒付近のそれと違って、オフィス街を流れるカナル(運河)な雰囲気です(勝手なイメージですけど)。その裏手には、大人社会の真逆をいくような長〜くて赤い帽子の小人(大人?)が鎮座しています(山手線から見えるヤツですね)。ここからちょっと歩けば大崎ゲートウェイという施設があって、その施設内のカフェで時間を潰します。

 

この時点で9時前、ちょっと朝早過ぎました。その後、姉と連絡を取り合って、10時半頃に品川図書館で待ち合わせをすることになりました。というのも、ここには姉おすすめのイヌイット本があるらしくて、実家でその話題になったから、再びその本を借りたいからだそうです(何度何度もも借りているらしい・・・)。

10時を過ぎて、大崎からは徒歩で品川図書館に向かいます。この辺はわたしが生まれ育ったエリアの隣町です。途中、子供時代に遠征して遊びに行った恐竜公園や中学時代にバスケの試合に行った中学校前を歩いて、新馬場駅を通過、その先に品川図書館があります。品川図書館は小学生以来の入館です。よく黄色いビニール製のトートバッグを持って本を借りにいったものです。

 

図書館に入るとベンチで姉が待っていました。そこで、例のブツ(イヌイットの刺繍本)を見せてもらいます。これは別の機会があったら書きますが、とにかく直球で素直な表現力というか、これぞシュルレアリズムなアート本です。わたしもこの域の表現力に到達したいなぁ〜と夢見つつ、本を借りて一緒に姉の家へ向かうことにします。

図書館裏には、姉が気にしている民家の玄関で飼っているアヒルがいます。実家でこのガー子ちゃんの写真を何枚も見せてもらいました。噂通り元気に「ガー、ガー」と鳴いていました。

そして、隣にある荏原神社にも立ち寄ります。この社殿は両脇から龍の首がのぞいていてフォトジェニックでイカした神社ですね。手前にある目黒川を渡る橋も神社感出てますね(写真)。ここから旧東海道を歩いて青物横丁方面を進めば姉宅はもうすぐです。

 

ところで、今回の目的のひとつだった毛糸用のミシンはどうやってもガーリーな仕上がりで(今のところ)使い道が浮かびませんでした。しかし、イヌイットの本はわたしの心を鷲掴みにして離しません。「こうしちゃおれん」・・・と、その足で都立大学の図書館へ借りに向かうのでした。

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