おやじ散歩チーム “WALKOHOL” の活動記録(11):上野〜アメヤ横丁 編

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おやじ散歩チーム “WALKOHOL” の単独活動記録(11):上野〜アメヤ横丁 編

ようやく暑すぎることもない、秋晴れの気持ちの良い平日・・・現在、午前8時前の中目黒です。ここから、どこか自然のあるところに行きたいなぁと思いますがノープランです。朝早いラッシュの時間、ストレスなく移動しようと思うと、中目黒始発の日比谷線が気分かなぁと思います。そんな日比谷線から乗り換えなしで行ける自然の多い場所といえば、そう上野です。今日のWALKOHOLは上野周辺です。

 

30分ほど揺られると日比谷線の上野駅です。地下道を進み、大きなスロープから公園前の大きな交差点に出ます。その先にある京成上野駅手前の大きな石段が上野公園です。普段はさらに石段を登って、西郷隆盛像の前から園内を縦断しますが、今日は左側の広い道を進みます。

時間は午前9時です。最近は(この時間に)外国人観光客を多く見かけるようになりました。国際化が進んでいますね。そして、その園内でとりわけ賑わっている場所、それは上野東照宮です。 この神社は本殿までの参道にたくさんの灯籠が並び、そこから神妙な空気が発せられています。奥の本殿は黒と金を基調としていて、日光のそれに近い荘厳な印象です。徳川家が祀られているとのことで、大きく納得です。

順番を待ち参拝を終え、わたしはこの神社の先にあるスターバックスへと向かいます。このスタバも常に外国人観光客と修学旅行生で賑わっていますが、今日は運良くひとり席が空います。そのため、そこを陣取って数時間、作業をすることにしました。

 3時間ほど作業していたでしょうか、気がつけば時間は正午をまわっています。昼だと分かると、なんだか小腹が空いてきて、スタバを後にします。そして、ふたたび上野公園内から不忍池方面へと歩き出しました。

 

朝に来た道を少し戻って、右手にある数基の鳥居をくぐり公園をアウトします。このお稲荷さんと、となりにもうひとつ神社があって、軽く参拝をしてから、先の道路を渡って不忍池の中心地へと向かいます。これは(無意識ながらも)わたしの定番コースですね。

道路を渡ると数件の屋台があって、その先に寺があります。本堂の前には常香炉(お香が炊いてある巨大な炉)があって、モクモクと煙が立ち上っており、これを見るとついつい両手で煙を頭にかけて「頭良くなれ〜、頭良くなれ〜」とやってしまう・・・

その奥にはやたらリアルな人面蛇の石像があって、それを見て「ハッ」としてしまい、なぜかココに来ると「頭良くなれ」と「ハッ」がセットなんです。

 

その先にはボート乗り場があり、毎回わたしに「乗りませんか?」と誘ってくるような気がするのですが、さすがに独りで乗るほど(まだまだ)わたしの散歩レベルは高くありません。そのため、ボートには乗らず、ランチを求めて池の中心から伸びる歩道で対岸へ、そしてアメ横方面を目指します。

写真にあるように、この時期の不忍池は(少し枯れているものの)モリモリの蓮(はす)の葉たちで埋め尽くされています。

泥の中でも清く美しい蓮にならって、わたしもアメヤ横丁という現実世界に突入し、清く美しい姿であり続けたいと願います。

しかし、アメ横に到着すると、空腹には勝てず、肉の大山でメンチカツとコロッケをいただき、みなとや食品でたこ焼きを食べるといった暴挙に出てしまいました。

年齢も考えずにモッタリしたものを立て続けに食べたものですから、その後は全くテンションが上がらずに完全終了です。

蓮ように清く生きたいと思いますが、煩悩との戦いは低いレベルでまだまだ続きそうです。

 

 

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