おやじ散歩チーム “WALKOHOL” の活動記録(25)東京〜日本橋〜新橋 編
前回、渋谷〜原宿散歩をした翌日の話です。今日も夕方までは甥っ子が暇だと言うので、今日は観光ついでの散歩をしようという計画を立てました。わたしも午前中は予定が無かったので、サクッと散歩しようと思っています。
まずは、日比谷駅で下車して、外堀(そとぼり)から内堀を目指します。すると、広大な砂利の広場があって、目の前は皇居の二重橋です(写真)。
甥っ子は新中学一年生ながら、歴史的建造物めぐりが大好きな、WALKOHOLのWALK要素が強めで、わたしとしてもヤル気が出ます。
そのため、(大手門から)皇居内に入れたら行ってみようか?なんて、話していたのだけれど、大手門は外国人観光客で賑わっていたので、東京駅方面に行くことにしました。東京駅も国の重要文化財なので、甥っ子も満足です。
そんなレンガ造りの建物を、端から端まで舐めるように歩いて、隣に聳え立つ「Kitte丸の内」2階と3階にある博物館へ立ち寄ります。
くわしいことは知りませんが、ここは上野の科学博物館を集約してセンス良くしたような、居心地の良いわたしも大好きな施設です。甥っ子もの大満足してくれました。今日は日曜日でしたが、ここは空いてますね。都会のオアシスです。
本日は時間も限られているので、ここもサクッと終わらせて、雑多な八重洲方面を目指します。すでに時間は正午を回っており、育ち盛りの甥っ子もお腹を空かせています。「何食べたい?」って聞いたら、「カレー」と言うので、カレー屋を目指すのですが、八重洲は観光客でひしめき合っています。
調べる限りでは、ラーメン店が立ち並ぶエリアの隣あたりにカレーエリアがあるらしいのだけど・・・
そのエリアが全くわからず、近くのインフォメーションを見てみると、すぐ近くにカレー屋がありそうです。そこは「アルプス」という、昭和な匂いがプンプンとする、ナイスなカレー店でした。
カツカレーも1000円でお釣りがジャラジャラ戻ってくるようなガッツリ系です。学生時代のノルタルジーに浸るには完璧なシチュエーションなカレー屋さんでした。メニューも豊富なので、また行きたいなぁなんて思っちゃいます。
ここからは、もうひとつの国指定の重要文化財である「日本橋」を目指します。カレー屋のある八重洲の地下街から地上に上がれば、すぐに日本橋エリアへ入ります。
正面に高島屋が望める「さくら通り」は、まさに名前の通り、桜並木が美しく、通りには畳とコタツが並んでいて、花見を楽しめるスペースとしてイベント化していました。その先の目抜通り(中央通り)は、歩行者天国になっていて、クラッシックカーが並んでいます。そんなクラシックカーの間を歩いて「日本橋」の真ん中、麒麟像を確認してから、中央通りをUターンして銀座方面を目指します。
ここからは、巨大なビル群の脇を歩きます。ここは、子供の頃にイメージしたマンハッタンなイメージです。そして、もう一本高速を潜れば、銀座エリアとなって、さらにマンハッタンなイメージは色濃くなります。
それは、わたしが幼少の時、築地で働いていた銀座好きな父親が、毎週日曜日にわたしを銀座に連れてってくれたのですけど、そのイメージです。
午前中は家のテレビで「兼高かおる世界の旅」やパンナムのCMなどを見た後に銀座に来るものだから、すっかり海外旅行気分なんですよね。
当時、伊東屋では海外の文房具が売っていたし、ソニービルの地下(当時ソニプラって呼んでたのかな?)にも、海外のお菓子や小物がたくさん売っていたから、それはもう、わたしにとっての銀座は海外旅行と直結してるわけです。
そんな昔話も交えながら、甥っ子と銀座の歩行者天国を満喫するのでした。
その勢いで銀座8丁目まで歩いて、博品館に立ち寄ってから、新橋駅にて本日の散歩は終了です。
全然、サクって感じじゃぁなくなってしまったガッツリ散歩でした。
まぁ、甥っ子が満足してくれたので、気分が良いですね。